メンバー: 北嶋 愛季(チェリスト)、山本 和智(作曲家)、鐘ケ江 織代(制作)
KreA(クレア)は、チェリストの北嶋 愛季、作曲家の山本 和智、アートマネージャーの鐘ケ江 織代による音楽ユニットです。音楽を通じて、創造性やコミュニケーションを育む場を提供することを目的としており、音楽のプロセスを広く共有することで、子どもから大人までが自らの表現を音として具現化できる機会を提供します。
- 北嶋 愛季は国内外で幅広く活躍するチェリストで、その深い音楽性と柔軟な即興アプローチで、参加者が生み出した音楽をリアルタイムで具現化します。
- 山本 和智は、独自の作曲スタイルで知られる作曲家で、音の可能性を追求しながら、参加者の創造力を引き出すファシリテーションを行います。
- 鐘ケ江 織代はアートマネージャーとして、プロジェクト全体の制作を担当し、KreAのビジョンを具現化するためのサポートを行っています。
活動内容:
「曲をつくってみよう」と題したワークショップを各地で展開し、参加者が自ら作品を作り出すプロセスを体験することを重視しています。山本和智の指導のもとで音の選び方や構成を学び、北嶋愛季が即座にそれを演奏することで、参加者は自ら選らびだした音がリアルタイムで形になる感動を味わいます。
活動実績:
- 2024年3月:「曲を作ってみよう」千葉県内の小学校 特別学級知的障害クラス
- 2024年6月:「曲を作ってみよう」千葉県内の小学校 特別学級情緒障害クラス
- 2024年9月:福岡第一高等学校音楽科にて現代音楽レクチャーコンサートを実施
- 2024年9月:「曲を作ってみよう」埼玉県内の特別支援学校
- 2025年1月:「曲を作ってみよう」福島県立本宮高等学校にて実施予定
KreAは今後も、音楽教育やワークショップを通じて、参加者自らが表現する喜びを感じられる場を提供し続けます。
北嶋愛季 KITAJIMA Aki
チェリスト・保育士・パフォーマンスコーチ。
千葉県出身。7歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)および桐朋学園大学音楽学部卒業。松波恵子氏、また東京音楽大学大学院研究科(科目等履修生)において堀了介氏に師事。ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学においてチェロをフランシス・グトン氏、現代音楽をエリック・ボルギア氏(アンサンブル・アスコルタ)、即興演奏をハラルド・キミング氏、トーマス・ヴェンク氏に師事。2013年ディプロム課程修了。2013/14年度インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー奨学生として、アンサンブル・モデルンの元で研修。メンデルスゾーン・ドイツ国立音楽大学コンクール現代音楽アンサンブル部門第3位受賞。ドイツ国立フランクフルト音楽・舞台芸術大学において、バロックチェロをクリスティン・フォン・デア・ゴルツ氏に師事。2017年修士号取得。「クルト・ヴァイル音楽祭(デッサウ/ドイツ)」「Die Ruhrtriennale(デュイスブルク/ドイツ)」「cresc…ビエンナーレ現代音楽祭(フランクフルト/ドイツ)」「ガウデアムス音楽週間(ユトレヒト/オランダ)」「サントリーサマーフェスティバル(東京)」などの現代音楽祭、また日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、21世紀音楽の会などが主催する現代音楽演奏会に出演し、同世代作曲家の初演にも多く携わる。 弦楽四重奏として出演した第三回 伊左治直 個展~南蛮劇場」が第18回(2018年度)佐治敬三賞受賞。2018年より、バロックチェロとモダンチェロ 2 台のチェロによるリサイタルを、フランクフルト・ミュンヘン・東京で定期的 に行う。
即興デュオOKA-ARUKI、近現代の室内楽曲を探求、発表する「みのりて」、親子向けワークショップや演奏会を行うciel各メンバー。akikitajima.com
山本和智 YAMAMOTO Kazutomo
独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範にわたり、2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2009年度武満徹作曲賞第2位等受賞多数。
作品は国内外問わず高く評価されており、その作品は多くの優れた団体、芸術家によって広く演奏されている。2009年より『特殊音樂祭』をプロデュース。現代音楽ファンのみならず多くの聴衆を獲得し注目度の高いイベントへと成長させた。今後も、作曲・プロデュースの両面で活躍が期待されている。和光大学表現学部総合文化学科非常勤講師。
https://kazutomoyamamoto.b-sheet.jp
鐘ケ江織代 KANEGAE Oriyo
桐朋学園大学卒業(音楽学)。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、京都コンサートホールの各事業課を経て、トーキョーワンダーサイト(現トーキョーアーツアンドスペース)では「若手のための現代音楽企画ゼミ」を企画するなど、コンサートやワークショップの企画・制作、若手クリエーターの育成・支援事業等に携わる。その後,青山学院大学大学院社会情報学研究科博士前期課程ヒューマンイノベーションコースにて質的研究を学び、2020年3月修了(学術)。国立音楽大学、東京大学でアートマネジメントの講義を行う。音楽、舞台芸術、現代アートにおけるプランナー、制作、教育・育成、コーディネーター、リサーチャーのキャリアを活かした独自のアートマネジメントを展開している。
株式会社しろばら百藝社代表取締役。音楽実験ユニット「パレイドリアン」代表。shirobara-artisan.com